はじめに
こんにちは、ささきです。
【コラム:はじめてのD&D】の記事では、はじめてD&D5版を遊びたいと思っている人向けの記事を掲載していきます。
本日は数回にわたってお話しするキャラクター作成のうち、種族についてお話しします。
――君の種族は。
あなたのキャラクターを特徴づける1つの要素として『種族』があります。
種族はあなたのキャラクターのさまざまな面に影響を与えます。
それは能力値や種族的特徴だけではありません。
容姿や性格、価値観、社会、種族間の関係性などは、ロールプレイにも影響するはずです。
クラス(職業)とは異なり、種族は生まれ持ったものです。
ゲームの中で変更することはできないので慎重に選びましょう。
種族の一覧
今回は、コア・ルールと呼ばれるプレイヤーズ・ハンドブック(PHB)とダンジョン・マスターズ・ガイドブック(DMG)に掲載されている種族を特徴を含めて簡単に紹介します。
PHBおよびDMGでは10のキャラクター用種族がサポートされています。
※アアシマールのみ、DMGの「種族の自作」の例として紹介されています。
エルフは、この世ならぬ優美さを備えた、魔法にゆかりぶかい種族。
自然と魔法、美術と芸術、音楽と詩を愛する。
ドワーフは、勇敢で頑強であり、戦士、鉱夫、石細工や金属細工の名人で通っている種族。
勇気と持久力にかけては、もっと体の大きな種族に少しも劣らない。
ハーフリングは、親切で好奇心旺盛な種族。
勇気と幸運を持ち合わせた小さな冒険者。
ヒューマンは、最も適応力と野心に富む種族。
あらゆる種族の中で最も多様であり、典型的なヒューマンの姿などというものはない。
ティーフリングは、地獄の血を引く種族。
その血筋は角や尾といった外見的特徴のみならず、火への抵抗や闇の魔法からもうかがえる。
ドラゴンボーンは、竜の血を引く種族。
翼や尾はないものの、その姿は二足歩行の竜そのものであり、手足には強靭な爪がある。
ノームは、知的でユーモアあふれる種族。
何でも楽しもうとする明るい性格で、他種族への敵意を滅多に示さない。
ハーフエルフは、ヒューマンとエルフの血を引く種族。
ヒューマンの活力とエルフの優美さを兼ね備える。
ハーフオークは、ヒューマンとオークの血を引く種族。
勇気と持久力にかけては、もっと体の大きな種族に少しも劣らない。
アアシマールは、天界の血を引く種族。
その血筋が外見的特徴に直接あらわれることは多くないが、聖邪への抵抗や光の魔法からうかがえる。
上記の種族はさらに亜種族へ分類されるものもあります。
以下で、種族や亜種族の特徴の一部を紹介します。
種族的特徴
PHBの種族の章には上記のような特徴だけでなく、以下のような各種族の基本特徴が掲載されています。
おわりに
それぞれの種族には今回紹介した内容以外にも、多くの設定や特徴があります。
ぜひ、PHBを購入してあなたらしいキャラクター作成にチャレンジしてください。
次回は、クラス(職業)についてお話しします。