はじめに
こんにちは、ささきです。
【コラム:はじめてのD&D】の記事では、はじめてD&D5版を遊びたいと思っている人向けの記事を掲載していきます。
本日は数回にわたってお話しするキャラクター作成のうち、クラスについてお話しします。
――君のクラスは。
あなたのキャラクターを特徴づける1つの要素として『クラス』があります。
クラスはあなたのキャラクターのパーティ内での役割に影響を与えます。
戦闘で、探険で、社交的な場で、あなたはどんな役割を担うでしょうか。
種族とは異なり、冒険の中で複数のクラスを取ることも可能です。(マルチクラス)
ただし、一定の制約があるため注意しましょう。
※ところで、D&Dにおける『クラス』という語を初めて聞いたとき、何のことかよくわかりませんでした。
クラス=戦士や魔法使いなどの職業、くらいのざっくりとした認識で良いと思うのですが、他のゲームでも用いられる一般的な語なのでしょうか。
(筆者はテレビゲームをほとんどやらないのですが、DQとかFFとかでも職業のことをクラスというのかな?)
クラスの一覧
今回は、コア・ルールと呼ばれるプレイヤーズ・ハンドブック(PHB)に掲載されているクラスを派生を含めて簡単に紹介します。
PHBでは12のキャラクター用クラスがサポートされています。
ウィザードは、呪文とともに生き、呪文とともに死ぬ。他の一切は些事に過ぎぬ。
ある者は実験から、ある者は太古の書や碑、古のクリーチャーから魔法を学ぶ。
- ウォーロック
ウォーロックは、契約により力を行使する者である。
その契約相手は妖精か天使か悪魔か。はたまたその他の何者かなのか。
- クレリック
クレリックは、癒し手にして戦士である。
神に身をささげて会得する信仰魔法は、友の傷を癒し、敵を傷つける。
- ソーサラー
ソーサラーは、その肉体と精神と魂に魔法を宿している。
魔法はソーサラーの存在の一部であり、ソーサラーは生まれながらの能力者である。
- ドルイド
ドルイドは、何よりも自然を尊び、自然との合一を追求する。
ドルイドが獣に姿を変えるのは、自然信仰の表れともとれる。
- バード
バードは、歌や話術の名人である。そしてその言葉には魔法が刻まれている。
時に魔法で仲間を支援し、時に自ら剣を構える。そう、バードとは何でも屋である。
- バーバリアン
バーバリアンは、戦いの中に生きる獰猛な戦士である。
鋭い本能と原始の適応力を受け入れ、驚くべき素早さをもって強靭なる腕力をふるう。
- パラディン
パラディンは、常に誓約とともにある。そしてこの誓約が尊い力の源である。
長年にわたって磨かれた戦闘技術と、病める者を癒し邪を払う聖なる力がパラディンの強さである。
- ファイター
ファイターは、あらゆる武器、鎧、盾を使いこなす戦闘のプロフェッショナルである。
それでいて1人1人得意の技を持つ。ある者は大剣を、弓を、二刀を究める。
- モンク
モンクは、生き物の体内を流れる魔法敵要素"気"を究める。
これにより己の肉体の限界を超え、敵の肉体を破壊する。
- レンジャー
レンジャーは、荒野の狩人であり、自然とともにある。
訓練により研ぎ澄まされた戦闘技術は、特定の敵に対して特に有効なものとなる。
- ローグ
ローグは、種々の技術の達人である。そう、特に忍び、隠れ、欺く技術の。
戦闘においては蛮力より狡知を重んじ、急所へ精確な一撃を打ち込む。
後ほど追記予定。
おわりに
それぞれのクラスには今回紹介した内容以外にも、多くの設定や特徴があります。
ぜひ、PHBを購入してあなたらしいキャラクター作成にチャレンジしてください。
次回は、能力値についてお話しします。