【リプレイ002】魂を喰らう墓② 冒険のはじまり

魂を喰らう墓② 冒険のはじまり

こんにちは。こんばんは。mitakaです。
魂を喰らう墓のプレイ要約を連載していきます。
文筆活動は慣れていないのですが、チャレンジの精神で頑張ります。

以下では『魂を喰らう墓』のネタバレが含まれます
今後プレイ予定の方は読まないようご注意ください。


はじまり

とある時代のとある大陸。
バルダーズ・ゲートの町の洋館の2階。
そこに3名の冒険者が集められていた。

ロングボウを背負った長身のエルフ”アラミル”。
ローブを身にまとい杖を持ったエルフ”セレン”。
大きな斧を担いだドワーフの”ダラク”。

彼らは洋館の主シンドラからそれぞれ旅先で
助けを求める手紙を受け取って集まっていたのだった。

集められた冒険者の前には、
館の主シンドラが大きな木作りの椅子にゆったりと腰かけている。
頭にはローブを巻いており素顔は見えない。
ローブから見える手は黒ずみやせ細っている。

シンドラ
「冒険者よ。良くぞ集ってくれた。
    見ての通り私は今病を患っている。
    現在は商売をこのバルダーズ・ゲートで営んでいるが、
    私はかつて冒険者だった。
    その時に一度、命を落としてしまったのだ、
    仲間の懸命な行動により復活の呪文を受け、その後平穏に暮らしてきた。
    しかし、今私は急激に生気を失いつつある。
    どうやらこの世界全体で死から蘇った者が衰弱する病が流行しているようだ。
    これはこの大陸を覆う強大な魔力によるのろいなのかもしれない。
    どうか、この病の原因を突き止めてくれないだろうか。
    もちろん、解決の暁には私の莫大な富の一部と名声を得ることができるだろう。」

冒険者たちは、
あるものは報酬の金銀財宝のため、
あるものは新たな魔法の道具の探求のため、
あるものは所属ギルドでの出世のため、
依頼を受諾したのであった。

To be continued…


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mitakaのつぶやき

正直、市販シナリオのリプレイは以下2点から掲載すべきか悩んだところもあります。

ネタバレを含むコンテンツ

TRPGは完全フリーダムなため、同じシナリオを使用してもパーティごとに無限のストーリーが展開されるのですが、完成度の高い市販シナリオの場合、大筋や伏線、黒幕は共通のため大きなネタバレとなります。
未プレイの人や新規参画者は今後プレイする可能性が高く、誰に向けたリプレイなのかと頭を悩ませました。
しかし、世間一般に何をやっているか知られていないTRPGを周知するためには、
身内の中だけで行っている冒険の一端でも公開することが重要と考え、
一人でも多くの人にTRPGの面白さの一片でも伝えられればと思い執筆しました。

著作権の関連

市販シナリオであるため、著作権の観点でどのような扱いになるか不明でした。
詳しい方が居たらご教授いただきたいのですが、
TRPG文化の拡散の趣旨から、読者の市販シナリオ購入の意欲を削ぐものではないため、
問題ないとの判断のもと掲載しました。
権利者からの申立てがあった場合には、削除等の迅速な対応を行います。

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